思考の芥場

プラモ、ボードゲーム、紙芝居ゲー、アニメや本などの雑記帳

アニメ「ガン×ソード」のお話

Dアニメストアがコンテンツ性高すぎてまずい日々が続いています。今日はアニメ「ガン×ソード」のお話です。

あらすじ

宇宙の吹き溜まり、元囚人惑星エンドレス・イリュージョンにて。結婚式に花嫁を殺されカギ爪の男への復讐に燃えるタキシードの男、ヴァンと、カギ爪の男に兄ミハイルをさらわれた少女、ウェンディは出会い、そして男を探し求めて旅を始める。一人は絶望を、一人は希望を胸に、一人は絶望を胸に歩みを進めるのであった。

f:id:OSYOMU:20200609234619p:plain

常識なぞない

好きなところ

痛快娯楽復讐劇

ガン×ソードは創作作品によく登場する、「復讐は何も生まない」と諭してくる諸々の人間の顔面を殴って唾を吐きかけて池に沈めるアニメです。その痛快娯楽復讐劇という名のもとに、主人公機のダン・オブ・サースデイよろしく一筋の何も考えない剱となって駆け抜ける主人公ヴァンを筆頭に、まったくまとまりがないがヴァンの周りに集まってくる仲間たち...と基本的にまともに見える敵陣営に馬鹿が殴り込みをかける構図となっていて、見ていて実際痛快なアニメに仕上がっています。

次回予告と冒頭ナレーション

これは「コードギアス」「スクライド」などの谷口監督作品を見ている方ならおなじみなのかも知れませんが、登場人物による語りで次回予告が成り立っています。このガン×ソードではウェンディ(CV:桑島法子)が毎回予告を担当しており、冒頭では銀河万丈による定型のナレーションが入ります。どちらも毎回同じテンション、ナレーションに至っては毎回ほぼ同じ内容なのですが、中盤からはこれがないと締まらなくなると思えるほどに安定感というか、考えさせられる内容がおおいです。エンディングもきびきび変わるので見逃せない。

豪華声優陣とキャラのたった登場人物

前の項とかぶってそうですが一応。同時期に放映されたガンダムSEED系では不遇だった桑島さんが喜怒哀楽あるキャラをきっちり演じ切っています。あとはカギ爪の堀内さんやレイの櫻井さんがとってもよき。

キャラは過剰で場面足りなくないですか?くらいな感じですが、それぞれに見せ場も背景もきちっとあるのがさすがです。

敵陣営ではやはりファサリナさんがひと際目立っている気がします。敵陣営随一の人間力よ。スパロボPVでも存在感(8:32~)を示す、歩く猥褻物の名は伊達ではありません。みんなを大人にしてくれるぞ!

www.youtube.com

 

以上、ガン×ソードのお話でした。今回めちゃくちゃ早口で喋ってそうな文章ですね。上に書かなかったのですが、ラストの記者のシーンが声優含めてとっても好みなので、26話はきっちり見て欲しいです。やっと逃避行ものじゃないロボットアニメを紹介した気がします。バンダイチャンネルあたりで1話は無料で見られるので見てくれ~~