思考の芥場

プラモ、ボードゲーム、紙芝居ゲー、アニメや本などの雑記帳

最近触れた作品まとめ 2021年6月

引き籠って模型やる生活が気持ちよすぎてリハビリしないといけなくなってきました、おしょむです。長文書く才能がアレなので今月も省エネで。

ALAN WAKE

ひとまず一周走ったところ。身に覚えのない原稿とその通りに歪んでいく現実、その先に主人公は何を見るのか?... 終わり方がものすごく気になって仕方なかったわけですが、この終わり方はなんなんだろう? シャッターアイランドのノリを予想していましたがその匂わせがありつつもだが現実の可能性もまだありそうな、なんだか煙に巻かれたような感じでした。あえてそうしているんでしょうが、ゲーム自体が現実と架空の境界が舞台っぽいので許せる感じが素敵。ゲームのテンポもよくていいアドベンチャーゲーでした。

Little nightmare

 2章終わりまで。ふんわり雰囲気パズル。ちょっぴりダークな孤独感がなんだかここちいい。操作感はあまり宜しくないですが、様々な気づきが楽しいので頑張っていこうかと。

うみねこのなく頃に

 諸々書くのがはばかられる作品なのでさっくりと。というかまた現実と架空の境界ゲーやってんな。およそファンディスク含め80時間ほどプレイしたわけですが、壮大な物語が伏線を回収する?と思っていたら単純な理論に収束していく様は新鮮でダレずにプレイできました。5678章がひぐらしのような「解答編」でなく「展開編」な辺りも最終章までプレイしてきっちり納得できるあたりずるい。

 羽や咲も追加シナリオとして存分に楽しませてもらいました。特に咲の「我らの告白」、「Last note of the golden witch」はいろいろ報われて欲しい部分が回収されていて蛇足になっていないのが素晴らしかったです。

 「重ね合わせの猫箱」と「オカルティクスの魔女」は歌詞も好きなので聞いてほしい。志倉千代丸らしいネタバレソングなのはいつもの感じですが。

ぬきたし

 2発売のころに畔ルートだけやって満足感がありすぎて放置してましたが、なんとか1だけ完走しました。まじこいめいた量のパロディ(ただしR-18)とシナリオタイトルのガンダムネタ連打でしこたま笑っておりました。奈々瀬ルートのラスボス戦と畔ルートの終盤の雰囲気がまさにぬきたしって感じで好みです。2も序盤だけ触ったとこですが、まさか光速超えてくるとは...楽しみです。

Overcooked!

 3周遅れくらいにSteamのRemotePlayでやってみました。みんなでわちゃりちらかしながらやるのはやはり楽しい。労基も労安法も真っ青な職場で働こうな!!

Clank!

 ひさびさに「これすげえな!」となったボドゲドミニオンに盤面を追加しているわけですが、諸々のルールをシンプルに、見えるデザインで盤面に落とし込んでいてなおかつきちっと60分に収束させるデザインと、ドラゴンブレスの適度なランダム性とひやひや感がかなり手頃なゲームでした。ドミニオン恒例の拡張もシステム的にかなり出しやすい形(サプライが山札からめくるタイプ)なのでもちろん沢山あります。

 競技性とかは勿論薄いわけですが、きちっとデッキビルドボドゲをしている名作なんじゃないかなと。

サピエンス前史

 意識高い系のごほんということは知っていましたが、触れる機会がなくDMMの7割引きの際に買いました。内容としては諸々の研究や書籍をまとめて筆者なりの考察を展開していくタイプで、「ガチフィールドワークのジャレドダイヤモンド氏あたりの作品(昨日までの世界が大好きです)と比べるとなんだかなぁ」になると思っていました。が、この考察が結構おもしろくてサクっと読める、と確かにベストセラーになりそうな本だと思える作品でした。

 二つほど好きな考察点があって、「人類は自分が進化できると考えた瞬間から進化した」というお話と、「人類だけが神をもつ」(ガンダムUCでみた!)お話がとっても納得がいくというか、人類の罪な部分だなぁと思って読んでおりました。次の「ホモ・デウス」も楽しみです。

世界史は化学でできている

 過去から現代にむけて、あらゆる身の回りの化学物質を気体、金属からその化合物、そして火薬、麻薬、医薬品までをその発達史を追いながら紹介する作品。〇〇の世界史、のような詳しい本への入り口として、我々がどんなものにいつから囲まれながら生きているのかをさっくり知ることができるので、特に化学詳しくない人にお勧めできる本でした。発見の小噺とか楽しかったです。

星系出雲の兵站

 2巻途中まで。筒井康隆以外の和製SFよもうと思って読み始めましたが、政治と調整と兵站のお話ばかりで、「た、楽しい!」ってなってました。仮想戦記とかの系譜だから好きなのかもしれない。登場人物はそこそこ多いけれど群像劇としては今のところ解しやすいのでサクサク読めてます。

現代社会で乙女ゲームの悪役令嬢をするのはちょっと大変

 拓銀令嬢、2巻まで読みましたが面白かったです。悪役令嬢もの?を初めて読んだわけですが、経済と政治の魔窟を小学生が渡り歩いていくの楽しいんよな。2001年を描く3巻以降にも期待したいところ。

百花繚乱 サムライガールズ・サムライブライド

  1年に1回くらい見たくなるお色気アニメ枠。というか昔ホビージャパン読んでた時にちょうど企画やってたので懐かしくて見てました。諸々めちゃくちゃな展開ですがまあキャラ立ちははっきりしているのでギャグアニメとして面白く見れました。