思考の芥場

プラモ、ボードゲーム、紙芝居ゲー、アニメや本などの雑記帳

最近触れたコンテンツまとめ

窓開けて寝ると風邪をひくけれど、白菜がお安い季節になってきました。おしょむです。

久々の更新ですが、各々の感想をきちっと書く余力がないので備忘録程度に。

 ヴァイオレット・エヴァーガーデン劇場版

去年の始めごろにアニメ版を見て、外伝をみて、そして劇場版を見ました。開始1分ぐらいで思い出し泣きをした後ずっとハンカチ握ってた気がします。話の流れとしてはマグノリア家の現代のお話、病院の少年のお話、そしてギルベルト少佐のお話と3つの話の筋があったわけです。その中で病院の話は本筋じゃないな...?と上映途中に思い始めていましたが2時間の上映時間の中で手紙から電話へと通信手段が移ろいゆく時代の流れを再現するのには必要不可欠なエピソードだなと現代編のラストを見ながら思っていました。いろいろ考えながらでも心空っぽでも楽しめるとてもいい作品でした。ストーリーは普通といえば普通なのだけれど、あの完成度、表現力で来られてはかないません。

文豪ストレイドッグス(2期、3期)

原作をギルド戦くらいまで読んで今年の始めに1期を見てからの視聴でした。本編しか追ってなかったので過去編がアニメ化されているのがうれしい!異能バトルものは出会って5秒でバトルか聖痕のクェイサーあたりが頂点と信じているので何とも言えないところですが、文ストはメイン2人をはじめとして、「仲が悪いけど仲がいい」ライバル関係が非常に多いのがなんか好きです。みんな横浜という街が好きすぎるが故。あとモンゴメリちゃんきゃわわ。

機動警察パトレイバー(OVA1、映画1)

いや、押井守をこれまでなめていました... 攻殻機動隊スカイ・クロラで好きな監督ではもちろんあったのですが、パトレイバーに関してはかなり好きになってしまいました。正義の味方ではあるわけですが、公務員ならではの煩わしさや癖のありすぎる隊員の描写、ぬるぬる動くメカ、攻殻よりコミカルなのに攻殻より重めの設定とみてる途中も考えながら見てしまう作品でした。すでに「何もない埋め立て地」という概念は東京から消え去ろうとしている今日この頃ですが、豊洲など開発中のところまた見てみたくなりました。キャラクターの中ではやはり後藤隊長と南雲さん(CV.榊原良子)のペアが最高です。夫婦のようなコンビなのに夫婦でなく、クールで昼行灯な後藤隊長が南雲さん(CV.榊原良子)のことを片思い風に想っている感じとかすごく好きです。南雲さん(CV.榊原良子)がほんとによくて...映画2とOVA2も時間作ってみたいところ。

ノーラン作品

9月にインセプションインターステラー、10月にテネット見ました。マイベストノーラン作品は大人気の時間系でなく、「プレステージ」なんですが、テネットはそれにせまるかな、どうかなというところです。なんせ1回目では最終決戦は何とか理解したものの、カーチェイス→尋問のあたりが意味不明だったため... 2回目見に行けたらマイベストノーラン作品になるかもな、という気はしています。毎回毎回楽しませてくれるのでメイキングじっくり見たりしたいな。

キングスジレンマ

9月にやったレガシー系ボードゲーム。ダークファンタジーの世界を舞台に王国を牛耳る名家として影響力を競う作品でした。ストーリーは結構面白く、ダークファンタジーとしていろいろな仕掛けがあり、はちゃめちゃしてて楽しいのですが、ゲーム部分が面白いは面白いものの全員の判断基準がゲーム開始時から変わっていないと「あああの家はああいう方針ね」と単調な処理になりがちというか、ジレンマに悩まされる感じではないところが何とも言えませんでした。アクセルの踏み方はわかるものの、情報がなさ過ぎて踏めないのがもどかしすぎました。隠し目標も実際のところ2回の選択肢のみで決まるので、レガシー要素が希薄なのもしんどいところ。8回~9回くらいで終わるなら楽しいゲームだったのではという気がする。6つのストーリーラインを4つに削って4人用とかでもよかったのではという気がしました。

 Crypt of the Necrodancer

リズムローグライクの走りであるこのゲーム、今ではゼルダとのコラボ版が出ていますが元祖のほうをやってました。ローグライクとしてはとても簡単(らしい)のに、120BPMとかで操作を要求してくる様はまさに地獄。なんとか取得率1%くらいまで(イーライクリアとか)までは来ましたが、その先はどうだか... 気長に遊んでいきます。ローグライクはあまり遊んだことなかったわけですが、これを機にEnter the Gungeon やらOne step from edenやらNoitaやらとあそんでいきたいところ。

マイ・インターン

そういえば見てなかったな映画だなというところで。おっさんものの洋画はどうしてこんなにおっさんがいい感じなのか教えてほしいってくらいにはいい映画だったなと。なんというか、物事に対して技術があるとかももちろん大事なわけですが、誠実であるということがプラスアルファではあるもののいかに大切であるかを教えてくれました。アンハサウェイかっこかわいいぞ!

推しの子

最近追ってる唯一の漫画です。題材は重いけれどコメディタッチ、でもやはり話の筋はとっても重めという、かぐや様の作者っぽいとことぽくないところがあるのかな。毎週重曹ちゃんを楽しみに読んでいます。横槍メンゴ先生の女の子はちょっぴり儚くてかわいいんだ。みんな読んで?

冴えない彼女の育てかた(小説10~13巻)

なんで放置してたのってくらい引き込まれて、図書館で借りてきてから一気読みしてしまいました。2人が落ち着くところに落ち着いて悶えていたのはそうなんですが、丸戸節が全開だったというか、随所に「White Album 2」ネタやら業界ネタが盛り込まれていてにやにや笑いのイグナスになってました。いろいろあった面々で集まって何か一つのものを作り上げるという構図はほんとにWhite Album 2と似ているわけですが、そこに至るまで、そしてそれ自体が長くて、めんどくさくて、そして情熱的な儀式である...そんなところが既視感があっても、いやあるからこそ美しいものに思えました。やっててよかったWhite Album 2。疲れた心には絶対冴えカノのほうがいいけれど、万全の体調ならWhite Album 2をやろうな。