思考の芥場

プラモ、ボードゲーム、紙芝居ゲー、アニメや本などの雑記帳

最近触れたコンテンツまとめ 2020年12月

映画「いつだってやめられる」 シリーズ

イタリア版オーシャンズ。鼻つまみ者の教授陣が毎回わいのわいのします。専門分野とか活かして頑張る設定は結構楽しいんだけどアクションはないので淡々としがち。あと、夢はないかな...ちょっと世知辛すぎる。本家が豪華かつきちっとまとまってるからなぁ。フランス映画はあんまり見てないからなんか有名なのだけでもさわってみるかな。

レザボア・ドッグス

倫理観を肥溜めにぶち込んでいくタランティーノ作品のひとつ。90分の間に流れるように進行する暴力とすっ飛んでいく展開に圧倒されます。それでいて何とかついていけるくらいに脚本しっかりしてて、ストーリー楽しいのでなんだか見た後はよくわからなくなる、そんな作品。

ペンギン・ハイウェイ

クソガキ小学生(かわいい)がおっぱいを眺めるアニメ。形容しがたいですが、こんな夏欲しいなって思わせてくれる作品。僕も現実改変したい。

機甲戦記ドラグナー

なんで見始めたのかいまだにわかってない作品です。なんで?コロニー→大気圏突入→地上戦→宇宙への流れ、ライバルとその妹、残忍だが憎めない敵など、ファーストガンダム的要素てんこ盛りのリアルロボットアニメでした。主人公が3人組な上ひたすら逆境を殴り飛ばす系主人公なので安心してみてられました。欠点は最高の機体であるキャバリア―君が早々に使い捨てられてしまうところ。1号機はもっとダサかっこいいほうがいい... 頭にレドーム被った異形の3号機はほんとに大好きです。

カウボーイビバップ

どうせ最高のアニメとか言われてるけどキザで気取った雰囲気アニメなんでしょ?と思って見始めたら、キザで気取った雰囲気アニメではあったものの演出とセリフ回しが好きすぎて好きになってしまいました。あるあるネタで話の予測がつく回が結構あるわけですが、登場人物の間の取り方とか、しゃべるとこは喋ってしゃべらないとこはしゃべらないとことかが見やすさの秘訣なのかな。最終回のジェットがビバップ号の掃除をするシーンが良すぎるわけで...林原めぐみが生き生きしてるのもポイントです。

冴えない彼女の育てかた(GS1~3,FD1・2,Memorial1・2,劇場版)

俺たちの丸戸が俺たちWhite Album2ファンを見ているぞ!!という感じにパロネタメタネタ盛沢山の外伝でした。本編では主人公視点しかないわけですが、外伝ではここぞとばかりにお得意の複数視点の物語を構成しているのがにくい...上手い... GS3がやっぱり最高ではあったわけですが、メモリアルのにやにやしっぱなしの展開もいい。本編だけでは突飛かなとか思っていたわけですがそれこそCoda編のグランドファイナルを見ているような、そんな収束感が味わえました。ウォーキングしながら読んでたわけですがマジでキモイ顔してた気がします。この青空ーとWA2以外の丸戸作品もやってみたい。

ジャイアント・ロボ THE ANIMATION 地球が静止する日

チェンゲやら真マジンガーやらの原点たるむさっくるしい今川作品。ジャイアントロボが25話のアニメであれば14~18話くらいのところだけを映像化し、他は映像化していない意味不明な作品ですが、そんなことは些末なこと。画面を縦横無尽に駆け巡る横山光輝キャラたちが名言と名シーンを脳に直接流し込んできます。主人公の影がめっさ薄いとか言ってはいけない。本場の十傑集走りを堪能してほしい。

ゴブリンスレイヤー Goblin's crown

原作9巻のアニメ化作品。年末描写枠その1。TRPGは遊ばないけどTRPGっぽいネタはわかる(エアプ)からゴブスレ面白いんですよね。変わらぬ主人公の変わらぬ活躍が見られます。もう原作は13とかまで出てるんですね。

灰羽連盟

年末描写枠その2。年越し要素のあるアニメ好きです。ARIAとか。ええと、人間も住む不思議な街に現れる、天使のようで天使でない灰羽たちが織り成す日常と非日常のお話。自分が好きになれない少女たちが自分を愛して、自分と向き合っていく、そんな小さくてほっとするお話でした。劇中で設定についてほぼ誰も何も語らないのでいろいろ深読みしながら楽しんでいけます。

「汝は罪人なりや?」